臍帯血(さいたいけつ)

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臍帯血(さいたいけつ)保管のメリットとデメリット

臍帯血保管のメリットとデメリット

骨髄バンクの登録数の少なさや、ドナーと病気の方たちとのやりとりの複雑さから、臍帯血への関心が深まってきています。 さらに、『赤ちゃん自身のために臍帯血を保存しましょう』と、宣伝する私的企業がでてきました。 臍帯血の保存に関しては、十分な検査と管理、そして実際に凍結保存しておいた細胞を融解したときにも、十分な衛生管理下での確認が不可欠です。 臍帯血を凍結保管する場合検査と管理には高額な費用がかかります。

誰しも我が子は大切です。我が子のために、高額な料金を支払い、自分の臍帯血を保存しようとする考えももっともなことです。 医学的なデータによる、白血病などの『造血器疾患』の発生率は、10万人に数人です。そのなかで移植を必要とする患者さんの数は、2〜3割だそうです。 自分の臍帯血からの移植についての臨床データはないのが現状です。

骨髄バンク登録ドナーと患者さんの間のやり取りがスムーズに進むことで、細胞的な力で臍帯血に勝るとされる骨髄移植が可能です。 一方で臍帯血移植は骨髄移植と違い、白血球の型の一部が異なっていても移植が可能です。造血細胞移植では、自分の骨髄細胞を使うこともできます。 造血細胞移植の際、適合する臍帯血がない、という事態は大幅に減少しています。 公的な臍帯血バンクは、親族のために使用することを目的としていません。病院のベッドの上で苦しんでいる大勢の患者さん達は、「いま助けを必要としてる人達」です。